“Open Heart, Open Mind”の精神で、帰国生のみなさんをお待ちしています。(校長メッセージ)

松蔭中学校・高等学校

校長メッセージ

130年前、神戸に住む英国人宣教師と日本人が協力して小さな女学校を設立しました。「松の蔭」という日本的な名称のもとで、裁縫や料理とともに外国人教員から聖書を学ぶという、日本文化と西洋文化を融合させた教育が行われました。建学当初から行われていた、英語ネイティブ教員による実践的な英語教育は、当時の日本では非常に珍しく、当時の生徒が「他の勉強は苦手だったが、英語だけは誰にも負けなかった」との手記を残しています。青々とした海と、緑豊かな山に臨む静かなキャンパスでは、現在、“Open Heart, Open Mind(「心をひらいて、思いを自由にして」)”をスクールモットーとして教育活動を行っています。特定の価値観や文化にとらわれることなく、世界の人間どうしが公平でフェアな真の相互理解をできるようにする。英語を駆使し、勇気と知恵を兼ねそなえ、困難の中にあっても自分を見失うことなく、たくましく生き抜くことができる。このような人材を世に送り出すことが私たちのゴールです。
2020年度中学1年生より、インターナショナルスクール提携授業も導入しているGS(グローバルストリーム)、総合的な学びを深めるDS(ディベロプメンタルストリーム)の2コース制となり、英語学習を柱に、自分に合うスタイルで学べるようになりました。中学入試では、英語1教科受験も可能です。年度途中の転編入学については、現在の中学3年に英語特別クラスを設け、随時、帰国生対象の転編入学試験を実施しています。また、高校では、1年に英語特別進学クラスを設置しています。

海外の大学に進学した卒業生の一人が、卒業文集に次のように記しています。「入学当初は英語が苦手でしたが、英語の先生と出会い、授業や大量の宿題プリントをして、様々な国際交流プログラムで英語の楽しさを知り、自信もついてきました。英語を学ぶことで『人』を学ぶことも、夢を持つことも、世界と関わることも、人との出会いや様々な経験をすることもできました。単に「英語に強い松蔭」は、私にとって、とても意味深い『英語の松蔭』になっています。」 卒業文集には次のような一文もありました。「(松蔭で)自立心を得たことが一番。」「人は人との出会いのなかで成長するが、同性だけの環境で、自分自身のありのままの姿を見せることができました。」 また、別の卒業生は、校長室で次のように語ってくれました。「松蔭が今の私をつくりました。松蔭に来ていなければ今の私はありません。」

オンラインにしろ直接にしろ、学校説明会は、皆様から見れば学校選びの第一の「入口」です。その「入口」の「小さな穴」から、入学後の学校生活の中身を見るとき、ポイントとなるのが、入学後の日々の学校生活を具体的にイメージできるかどうかだと思います。在校生や上述のような卒業生の姿に、本校の制服に身に包んだお子様をオーバーラップさせ、入学から卒業までの学校生活と日々の成長のイメージができるよう、私たち教職員がサポートいたします。どのような事でも、ご遠慮なくお尋ねください。スクールモットーとおりの穏やかで柔らかな空気が漂う松蔭で、皆様といつの日かお会いしたいと思います。

学校長 浅井宣光

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